長く病院に勤務していても、よく知らない精神疾患

そんな精神疾患を患っておられる患者様も
ときおり検査に来られます。
なんともないんだけど、ちょっぴり怖い気がして緊張する・・・
どんな病気だかよく知らないことが、原因だと思います

何でも、未知のことは怖いですよね

ある時、たまたまであったメルマガ
「シカゴ発 映画の精神医学」は、
発行者さんの好きな映画に絡めて、解かりやすく精神疾患の事を
解説してくれています

ちょっとご紹介しますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 私が「映画の精神医学」を発行している理由
──────────────────────────
映画を題材にして、さりげなく、精神医学や心理学の知識を
紹介するメルマガ・・・「映画の精神医学」。
今日は、私が「映画の精神医学」を発行している理由を話します。
私が「映画の精神医学」を発行しているのは、
「私が映画が好きだから」というのは、言うまでも
ありませんが、もう一つ重要な理由があります。
日本人の精神医学の知識を底上げできたなら・・・
→→→ 精神病、精神疾患に対する差別や偏見は減るでしょう。
気分が沈むので、専門家にみてもらいたい・・・。
でも、「精神科」はいやだなあ・・・。
と思っている人が、1ヵ月後に自殺します。
イライラしてどうしょうもない。
俺は、生きている価値なんかないんだ。
あまりにもつらいので、誰かに相談したい。
でも、「精神科」は絶対にイヤだ。
と思っている人が、三日後に自殺します。
精神病、精神疾患に対する差別や偏見が、
自殺を増やしています。
欧米と比べると、日本人の精神疾患に対する知識や理解は
非常に低いと言えます。
結果として、「未知なるものへのおそれ」から、
精神病や精神科患者に対して差別的な目で見てしまう・・・という。
別にわるぎや悪意があるわけではないでしょう。
「精神病」という得体のしれないものに対する恐怖。
これが、精神病に対する差別、偏見の根源です。
精神疾患への「差別」や「偏見」が減らせれば、
精神科を受診しやすくなって、自殺防止につながっていくでしょう。
また、「自殺」のみならず、統合失調症や他の精神科の病気も
早く病院受診しすれば、すぐによくなります。
いいかげん、どうしょうもなくなってから受診すると
なかなか治らない。
「早期受診」こそが、早く、スッキリと直す秘訣なのです。
それを妨げているのが、精神科に対する「差別」や「偏見」です。
というわけで、「精神医学」の知識を普及する。
それも、深刻に学術的な話をしても、誰も読んでくれないので、
映画の話を交えて楽しく・・・・というのが、
「映画の精神医学」の発刊趣旨であります。
「インランド・エンパイア」 ~ 統合失調症
ウディ・アレン ~ 強迫性障害
「明日の記憶」 ~ アルツハイマー型認知症
「スパイダーマン2」 ~ うつ病
朝青龍問題 ~ 精神衰弱状態
などなど、いろいろな精神疾患について、説明してきました。
私の統計によりますと、この「映画の精神医学」の読者の
70-80%の方は、 1年以上購読されています。
そうしたみなさんは、「精神医学の知識」というのを、
相当に蓄えられているはずです。
「精神医学」に興味をもたない普通の生活をされている、
一般的な日本人の平均と比べますと、
何倍も「精神医学」について、詳しくなっているはずです。
したがいまして、「映画の精神医学」の長い読者の方で、
「精神病や精神疾患に強い偏見を持っている方」は、
ほとんどいないと思います。
日本人の精神医学の知識を底上げしたい。
精神科に対する差別や偏見を減らしたい。
それを実現するためには、「映画の精神医学」は、
さらに多くの読者を増やす必要があります。
-----------------------------------------<ここまで>
いかがでしょうか?
私も映画が好き

なので、楽しく読んでいるうちに
なんとなく解かってきたような気がします。
ご興味のおありの方は、一度、読んでみてはいかがですか?
[テーマ] : 今日のつぶやき--- [ジャンル] : 日記